放送の在り方

私は災害時のニュースはＮＨＫと決めている。
どんな災害にも冷静に情報を提供してくれる
アナウンサーの方々を見て、自分も冷静を保てる。

民放は下手すると台風中継などでも
大きな声で、また、非常に危険な中継をし、
見ている視聴者の不安を平気であおる。

今回のこの未曾有の大震災で
やはり放送の在り方は別れた気がする。

民放がもちろんすべて↑に当てはまることはないが、
（安心して見られる局も当然ある）
本当に大事だと改めて思った。






昨日、某局の地震ニュースを見ていた。
小学生の子が母親を探していた。

一緒にいたのは母親の姉と肉親（？）らしき年配の男性。

姉が妹の車を見つけ
中を覗く・・・

服が見える！！
ここにいる！！

その叫びに撮影していたスタッフが警察に連絡。




その方は亡くなられてた・・・・。
作業している間はシートに隠されていたが
それを一部始終流す必要があったのだろうか・・・

見ていた私もいけないのだろうが
まるで生放送のような流れ。




車の中にいるという叫びのあと
ずっと車を映していた。
もちろん、中は一切汚れて見えないのだが・・・・。

先日、アナウンサーの放送事故のあった某局での出来事でした。

やっぱり不快以外のなにものでもない。





ただ一つ言えるのは
まだ、こうして残されている車にどれだけの人たちが取り残されているのだろう。

本当に、本当に一日も早く見つけ出してあげてほしい・・・。




祈りを込めて。